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高齢者がもらえる「高齢者の補助金制度」とは?具体的な内容を紹介

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生活していく上で欠かせないお金。
終活に向けて考えている中で、お金は重要な問題ですよね?

お金の問題で色々な事を諦めていく方も多いと思います。

しかし、知らないと損する補助金の制度があるのをご存知ですか?

どういうものがあって、いくらもらえるのか…知って得する高齢者の補助金について紹介します

高齢者向け給付金条件を満たすと3万円の給付金

高齢者向けの補助金はもれなく受給したいものです。

高齢者の方で条件を満たした方は、3万円もらえるのは知っていますか?高齢者向け給付金というものです。

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賃金の引き上げに対して恩恵を受けにくい所得の少ない高齢者を支援する目的の給付金です。支給額は、1人につき3万円で1回きりです。

支給対象者は、平成27年度臨時福祉給付金(6千円)をもらった方です。
さらに、65歳以上という条件もあります。

この2つの条件を満たしていればもらえます。

*各市区町村により受付期間が異なるので、市役所に問合せてご確認下さい。

高齢者や家族がリフォームするなら補助金

高齢者やその家族で、家のリフォームを検討されている方に朗報です。
リフォームの費用って高いですよね?対象となる工事であれば、国から補助金がでます。

2つの補助金について説明します。 

①高齢者向け住宅リフォーム助成制度

高齢者の方が住み慣れた家で安心して自立して生活を送る事ができるようにする目的で、住宅のリフォームの補助が行われています。

また、介護者の方の負担を軽減する目的でもあります。

対象者は、65歳以上の要支援認定・要介護認定を受けた方。また、同居する家族も対象になります。

そして世帯全員の収入額合計が600万円未満の世帯に限るという条件です。

対象となる工事は、居室・廊下・トイレ・寝室・玄関・バリアフリー工事・ホームエレベーターの設置となります。

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補助額は、30万円に世帯の課税状況に応じた補助率というものを掛け算した額です。

例えば、生活保護世帯は30万円、所得税非課税世帯は22万5千円、その他の世帯は15万円となります。

申請方法は、工事の着工前に所定の書類を提出となっています。高齢者の安心・安全を考えた内容の補助金です。

②サービス付き高齢者向け住宅整備事業

昨今は、リフォームだけでなく、介護サービスの付いた住宅が増加しています。

補助金の額は、新築する場合は工事費用の10分の1を支給。
ただし、上限は1戸あたり120万円以内です。

また、改装の場合は工事費用の3分の1を支給で上限は1戸あたり150万円以内です。
これは概算なので、ご自宅の状況により支給額は異なります。

補聴器が必要なら補聴器補助金制度!

65歳以上で耳の不自由な方は900万人以上いるそうです。
補聴器は値段が高いイメージがあり、どのようなものを購入すればよいかも迷います。

「補聴器購入を補助する制度」は、市区町村の福祉課へ申請する事で補聴器が支給されます。

対象者は、総合支援法による障害者手帳の保持者です。原則として、重度難聴2級3級、高度難聴4級6級の方です。

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補助額は、高度難聴用ポケット型(¥34,200)、重度難聴用ポケット型(¥55,200)、骨導式眼鏡型(¥120,000)となります。これらの補聴器が支給され、費用の1割を自己負担します。

起業を考えているなら支援制度!

定年とは関係なく、まだまだ働きたい!
いっそのこと起業してチャレンジしたいけど、お金でお困りの方には高齢者の起業に関して支援する制度があります。

厚生労働省が支援する「生涯現役起業支援助成金」というもので、40歳以上の中高年齢者の方が起業によって自分の仕事を創り出す支援をする目的のものです。

また、中高年齢者を雇い入れた際にも適用されます

受給条件は、起業者が起業した業務に従事する事、起業基準日における年齢が40歳以上である事など、8つの条件があります。

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受給額は、起業者が60歳以上の場合、かかる費用の3分の2で上限200万円。起業者が40~59歳の場合、かかる費用の2分の1で上限150万円受給できます。

詳しくは、下記厚生労働省のHPをチェックして下さい。

www.mhlw.go.jp

まとめ

様々な補助金制度を知ってきると、いざ行う時にお金を受給できます。

きれいな家で安心して暮らし、生涯現役で働けることは、よりよい終活にとって大事なことです。

補助金を受け取り、余裕ができたお金は貯蓄にするという考えも賢い選択かもしれません。

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