シニア世代が免疫力を高める方法!感染予防する「くうねるあそぶ」とは?
危険なウイルスが勢いを増すなかで、感染の危険を防ぐために必要なことは「免疫力を高める」ことです。
免疫力を高めると、身体にある免疫機能が元気になり、ウイルスなどの病原菌をやっつけて身体を自動で守ろうとするからです。
身体が守られると、万が一病気にかかっても、早く治ったり健康な状態を維持できます。
健康な状態が維持できると、旅行やスポーツを楽しんだり、おいしい物を食べたり雑談を楽しんだりと、好きなことを楽しむことができるのです。
好きなこと楽しめるから「生きがい」を感じられます。
しっかり食べるて腸を強化する
食べたものが「消化」「吸収」される腸には、約7割の免疫細胞が集まっています。
有害な異物などが入ってくると、腸の免疫細胞が次に備えてどんどんレベルアップするような学習をしていきます。
その後、血液に流れてウイルスや病原菌を、遠山の金さんが桜吹雪の刺青を見せて成敗するような退治をしてくれます。
そのため、腸を「元気に」働かせるためには、腸を強化する栄養素の食べ物をバランスよく摂取する必要があるのです。
タンパク質・ビタミン類・ミネラル類・コレステロールが、腸を強化します。
・きのこ・納豆・キムチ・豆腐・ヨーグルト・豆・みそ・緑黄色野菜
・緑茶・たんぱく質食物繊維・にんにく・バナナ・かぼちゃ など。
しっかり睡眠をとる
身体の抵抗力は寝ているときに「強化」「維持」されるのです。
ということは、寝不足をしたり寝不足が続いてしまうと、大黒柱が無い家のような弱い身体になるのです。
寝ているときに強化されないと抵抗力や免疫力が弱まり、ウイルスに感染しやすくなってしまうのです。
アメリカの研究で、熟睡して眠れない人は、ぐっすり眠る人の「約5倍」も風邪を引きやすいデータがあるのです。
他にも、寝ている時間が7時間未満の人は、8時間以上の人より「3倍以上」も風邪を引きやすくなるのです。
たくさん好きな遊びをして「笑う」
「笑」うことが短時間で免疫力を上げるという医学的成果が出ています。
日本医科大リウマチ科の吉野教授が、リウマチ患者(重症度は中~高度)に落語を聞いてもらい、笑った後の痛みのデータを調べる実験をしたのです。
1時間ほど落語を聞いた後、26人中22人に著しい変化が起こり、中には正常値の10倍も数値が高い人が正常値まで良くなった例もあったようです。
通常、リウマチを改善するには、副作用のあるクスリを服用するしかないのですが、笑うことには副作用もなく、クスリのような働きをしてくれるのです。
笑うことには、免疫細胞を「活性化する力」があり、病気を改善したり病原菌を予防する働きがあるからなのです。
身体を動かす
適度な運動で、筋肉を刺激することが体温を高めて免疫力を上げてくれます。
「筋肉量」と「体温」は比例しているため、筋肉量が増えると体温を上げられます。
身体を冷やすと免疫力が下がり、身体を温めると免疫力を活性化して正常な働きをすることができるのです。
寒いときなど、身体がブルブル震えるのは、筋肉を動かして身体を温めようとしているからです。このとき筋肉が少ない人は、身体が自動的に身体の中心部を温めようと、手足の血管を血が通っていないような冷たい状態に収縮させて、身体の熱を逃がさないようにしているのです。
そのため、適度な運動で身体の筋肉量を増やすことが身体を温め、免疫力を高めてくれるのです。
自分のリラックスする時間を取る
多忙な「仕事」や「家」の環境で、自分の落ち着く時間を取れないような環境がストレスとなり、免疫力を下げてしまうのです。
人間は、人それぞれ落ち着く状況は違いますが、自分の心が精神的に落ち着かない状況は、イライラしやすくなります。
イライラする自律神経のバランスが乱れた状態が、身体の働きを悪くする状態を作ってしまいます。
まとめ
- 食べて腸を強化する。
- 睡眠で抵抗力を強化する。
- 笑って免疫力を活性化させる。
- 運動で筋肉を刺激して免疫力をつける。
- 一日で自分の落ち着く時間を作る。