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65才から始める脳と身体に効果のあるパドルテニスで長生き健康法!

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話題のパドルテニスって知っていますか?

競技名は「パドルテニス」と言うのですが、ある意味「バトル」テニスかも知れません。

小さな枠の中で大相撲のような熱い戦いを行います。

ボールを打ってストレスを発散し、勝つ為に頭を使ってわさびが効きすぎたような脳に刺激を与え、汗をかいて健康な体を作れるのがこのパドルテニス。

ゲーム対決をするので電車の窓から見る美しい景色のように飽きずに続けられるのです 。

シニアも熱くなるパドルテニスとは

まず普通のテニスと違い、怪我をするリスクが圧倒的に低いことが挙げられます。

使用するボールは、柔らかく体に当たったとしても怪我につながりませんし、コートが狭いので体重移動の負荷が少なく筋肉や筋を痛める心配がありません。

これは高齢者が行う運動の第一条件に当てはまるものなので非常に重要なポイントです。

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また、高齢者と一口に言ってもそれぞれの体力や能力は様々です。

日々の活力を得るために積極的に運動したい方もいれば、身体機能の維持を目的にした人もいる中で、参加人数が多くなれば同じような能力の人と組めばそれぞれに応じたレベルで楽しむことが可能なので、様々な年齢層の方に適していると言えます。

また、メリットは体力面に限りません。

一般的に脳機能は体を動かすことで向上すると言われていますが、パドルテニスは相手がいるスポーツですので、相手がどんな人・能力・癖を持っているかを総合的に判断する必要があります。

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そう言った判断を体を動かしながら行っていく事になるので、必然的にただ体を動かすような機能回復トレーニングよりもにかかる負荷は高く、それだけに機能回復や維持に関する効果は大きいです。

相手がいる事で得られるメリットはそれだけではありません。スポーツにおいて相手がいるということはそれだけでコミュニケーションにつながる可能性が大です。

これは年々他人との接点が少なくなっていく現代社会において大きなメリットです。特にパドルテニスはその性質から様々な年齢層の方が参加しているスポーツですので、必然的に自分とは違う年代の方と接する事も多くなるでしょう。

勿論、世代が違えば考え方の違いを感じることはあるかもしれませんが、対戦相手・パートナーとして接した時と、ただ会話した時では相手の印象というのはだいぶ変わってきます。

スポーツの目的として体力的な面以外では、高度なコミュニケーションという側面があります。そしてパドルテニスでは体力・コミュニケーションの両方を刺激する機会のあるスポーツだと言えるのです。

パドルテニスの特徴

パドルテニスの基本的なルールは通常のテニスとほぼ同じでありながら、使用されるコートの面積は通常のテニスの1/3程度です。

テニスでいうところのラケットを「パドル」と呼び、縦46cm、横24cm以下の大きさのものを使用します。

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またこのパドルはテニスのようにストリングを貼ったような構造ではなく、打面が板状のものが採用されています。イメージとしては全体的に大きくなった卓球のラケットと言った感じです。

使用されるボールは見た目はテニスで使用されるものと同じようにフェルトで覆われたものを使用しますが、硬式テニスのボールに比べ非常に柔らかくそこまで反発力のないものが使われています。

これらのことからパドルテニスはテニスの縮小版のようなイメージを持つことができると思います。

コートが広くないのでプレイヤーが動かなくてはいけない範囲が狭く、運動機能が低下している方にとっても楽しみやすいスポーツで、コートが狭い分ボールの反発力は非常に低いので強く打っても硬式テニスのようなスピードは出ません。

さらに万が一ボールが体に当たってしまったとしても、ボール自体とても柔らかいことから、少なくともボールが当たった事による怪我の可能性は非常に低いスポーツといえます。

とは言え、相手やパートナーのいるスポーツですので、体力や能力の差からただ安全で緩いものというわけではありません。

ボールの反発は弱いですが、パドル自体は板なのでそれなりの速さにはなります。その為能力や体力が近いもの同士で行えばそれなりの疲労度を得ることができるものでもあります。 

パドルテニスの難しさ

パドルテニスの難しさは、テニスを元にしたスポーツですので、一瞬の判断力が結果に直結するスポーツであるという点です。

ボールを返すことが簡単で尚且つコートが狭いので、勝つ為には戦術を磨かなければならないのです。

まとめ

パドルテニスは縮小版テニスとも言えるスポーツで、テニスに比べ狭いコートと万が一当たっても怪我につながる可能性の低い柔らかいボールを使用しています。

元々がテニスなので認知度も高く競技人口が多いことから様々な年齢層の方が参加しています。その為、世代の違う方とスポーツを通じてコミュニケーションを図ることができるというのは、高齢者の機能維持・回復にとって非常に大きなメリットとなります。

 あくまでスポーツという側面があるので、ある程度の身体機能は必要となりますが、使用されるパドルはテニスラケットと比べ柄が短くボールを打った時の負担が少ないので、体の負担を抑え身体機能を維持したいという方にはぴったりのスポーツであると言えます。

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